志段味 美容室tsumugi hair (ツムギヘアー)

052-715-5501

BLOG

【玉葉会乳児院さんに寄付させていただきました|守山区志段味美容室ツムギヘアー】


先日、5月に行われた“ツムギノツドイ”にて、子供服リサイクル“バトン”の売上金を玉葉会乳児院様に寄付させていただきました。

合わせて4350円、大きな金額となりした。

子供服をお譲りいただけた皆様、本当にありがとうございました。

また次回も開催できればと思っております。

さて、今回は、わたしがなぜ玉葉会乳児院に寄付をしたか、というお話ができればと思います。

(おそらく、長いです。予告しておきます笑)

去る2018年、わたしは不妊治療をし、子供を授かりました。

不妊治療は常に不安と焦りとの隣り合わせで、今思うと、喜びや、落ち着いた気持ちを一瞬も感じられなかったなぁと思います。

様々な治療を経て、無事着床し、妊娠することができました。

安心も束の間、2ヶ月ほど経った頃、つわりが始まりました。

初めは、水の違和感。水のにおいがわかるようになったのです。

すると次から次へとダメになり、最終的には何も食べられず体重は30キロ代になってしまいました。

診断は、重症妊娠悪阻。保険適用できる重いつわりです。

それからというもの、約1ヶ月の間24時間点滴生活となり、自力で歩けず、車椅子の生活になりました。

ある日、精神状態があまりにも良くなく、点滴を外して、窓から飛び降りたいと思うようになりました。

おそらく不妊治療からの疲れもあったんだと思います。

その旨を看護師さん、お医者さんに伝えると、マタニティーブルーでしょう、ということで片付けられてしまい、そこでは何も治療することができませんでした。

その後大学病院に転院し、治療の甲斐なく、わたしの精神状態はみるみる悪化していきました。

お腹に子供がいるのに、先が見えない暗いトンネルの中をずっと歩く毎日。

逃げたくても逃げられない、戻りたくても戻れない、何も楽しくない、嬉しくない、ただただ無駄な長い1日を過ごしていると思っていました。

(実はこの辺りの記憶がほとんどありません…)

ただ、娘がお腹にいるので、死ぬわけにはいかなかった。

なんとか37週まで持ち堪え、産婦人科医の先生と精神科の先生の判断により、陣痛を待たず、帝王切開という形で娘を出産することになりました。

ようやく、ようやく解放される。

その時ですら、そんな考え方でおりました。

無事出産し、子供を見ても、なんの感情も生まれませんでした。

だって自分が育てられないから。

ただただ可哀想だと思いました。

病院では一応ミルクのあげ方や、沐浴の仕方など指導いただきましたが、わたしがその後大きなトラブルを起こしてしまい、娘と別部屋で過ごすこととなりました。

もう何も判断できないわたしに変わって、旦那さん、両親、先生、ケアマネージャーさんが娘を乳児院に預ける、という大きな決断をしました。

そこで、乳児院との繋がりが生まれたのです。

退院し、なんとか生きていた自分は、妊娠中にはできなかった様々な治療を受けることができました。

その中の一つが自分自身にとても合い、少しずつですが日常生活を送れるようになりました。

娘に会いに、乳児院にも行けるようになりました。

毎回写真を撮って、成長を見守りました。

その時に出会った乳児院の職員さんには本当にお世話になり、娘のことももちろんのこと、まずはお母さんの体調が一番だからと、ずっと気遣い励ましてくれました。

乳児院には約1年お世話になり、その後保育園に入園しました。

あれから約5年経った今、心の底から娘のことを愛おしく思い、行く道を気遣い、娘と過ごす時間を大切に思っています。

わたしは、乳児院がなかったら娘を育てられなかった。

ここまで来れたのは、間違いなく乳児院のおかげだと思っております。

乳児院って、どんなイメージをお持ちですか?

可哀想な子供達がいる場所?

暗く、寂しく、笑顔がない場所?

そんなことはありません。

乳児院に行くと、元気いっぱいのお子さんが迎えてくれ、日の当たる温かいお部屋で、優しい先生たちに囲まれ元気に暮らしています。

そんな子供達をこれからも何らかの形でずっと支援していきたい。

またまた、偶然なのですが、今回マルシェに参加してくださった方のご主人様がなんと乳児院にお勤めの方でいらっしゃいました。

その方がわたしが1番お世話になった方に連絡を取ってくださり、サプライズで会いに来てくださいました。

会った瞬間涙が止まらず、顔がぐしゃぐしゃになってしまいました。

大きくなった娘を見て、大丈夫!娘ちゃんしっかりお母さんの愛情を受けて育ってますよ。見て、あの笑顔!と言ってくださり、ますます涙が出ました。

その言葉のパワーが強いこと。

やっぱりこの方と出会えてよかったと心から思いました。

長々と書いてしまいましたが、こんな妊娠生活、育児もあります。

だから、皆さんどうか1人で思い悩まずに、人に頼ったり、相談して欲しいと思います。

周りは忙しいから、小さな悩みだから、1人で解決しないといけないから、そんなことは決してありません。

1人の命、1人の人生、みんなで考え、支えあいましょう。

今辛くても、きっと大丈夫。

未来の自分は笑ってる、そう信じて。
PAGETOP